肩こりに悩む方はとても多いですよね。
デスクワークの方はもちろん、そうでない方もスマホなどをいじって肩がこってしまう方は多いと思います。
肩こりに筋トレは効くのか?
肩こりがなぜ起きるかと言うと、姿勢が悪かったり、同じ姿勢が長時間続くことによって、筋肉内の血行が悪くなり、そこに代謝物が溜まってくるのです。
筋肉の緊張が続いて代謝物が溜まるという点では筋トレと同じですが、肩こりの場合は弱い緊張が長時間持続して代謝物が出て行きません。
そのため、筋肉中の感覚神経が刺激されて、痛みや重だるさが続いてしまうのです。
このメカニズムを見てみると、血行を改善させれば肩こりも改善されることが予想できます。
だからマッサージやストレッチは有効です。
では筋トレは?…となりますが、筋トレも有効です。
筋肉を動かすことによって血行を良くすることは非常に良いことです。
私もリラクゼーションの仕事で肩こりが酷い方を担当してきましたが、やはり体を動かす習慣のある人のほうが、症状の改善が早いように思えます。
ほぐすことと運動はセットで行うほうがベターです。
筋トレはどのような種目が良いかというと、肩をすくめる動作(肩甲骨挙上)と肩甲骨を寄せる動作(肩甲骨内転)が出来る種目です。
具体的にはシュラッグという種目です。
両手にダンベルを持って肩をすくめる→戻す、を繰り返すだけの種目です。
肩をすくめる際に、肩甲骨も寄せるようにすると、肩甲骨周りにも刺激が入るので、より高い効果が期待できます。
筋肉の動きが少ない種目になりますので、1セット当たり多めに20回くらいを目安に3セットも行えば充分だと思います。
特に女性は肩周りの筋力が弱いので、ダンベル等を持って行い筋力の強化をしたほうが良いですが、ダンベルなしでも効果はあります。
ダンベルを持たずに行う場合は、思い切り肩をすくめて数秒間キープし、その後、一気に脱力してストンと元に戻します。
これは筋弛緩法といって、思い切り力を入れた状態から一気に脱力すると、筋肉が本当にリラックスした状態にすることが出来るのです。
「脱力しよう」「力を抜かなくては」と思うだけだと、どうしてもどこかしらに少し力が入ってしまうもの。
だから緊張しやすい筋肉には特に効果があります。
筋弛緩法は、デスクワークなどで肩周りに力が入ってしまった時にも有効ですし、スポーツの試合などで力みがちな時にも有効です。
もちろん、肩以外の筋肉にも活用できます。
これで肩こりスッキリ解消!…とはならないと思いますが、地道に続けていくことで肩の凝りにくい体にしていくことは可能だと思います。
是非、継続していってくださいね。
今日も筋トレライフを楽しみましょう。
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