筋トレ初心者でもダンベルは必要?

ウェイトを持たずに行う自重トレーニング(ナチュラルトレーニング)でも、筋肉を大きくすることは可能です。
それなら、ダンベルは購入する必要はないのか疑問になりますよね。

筋トレ初心者でもダンベルは必要?

自重トレーニングで筋肉が大きくなるといっても、ある程度までです。
より筋肉を大きくしていくには、負荷を上げていかなければなりません。
自重トレーニングでも、挙上スピードをゆっくりにしたりして負荷を上げることは出来ますが、それでも限界はあります。

とにかく回数をこなして負荷を上げていく方法もありますが、慣れてくると、100回、200回とこなせるようになってくるので、精神的にかなり辛いトレーニングになります。
しかもそれを3~4セット行う必要があります。
「今日もこれから腕立て100回×3セットか…」となると、トレーニングが億劫になってしまいかねません

腕立て伏せなどよりも、やはりダンベルなどを持って行う種目のほうが負荷を調節していきやすいので、ダンベルはあったほうが良いでしょう。

ダンベルを購入するなら、ベンチもあったほうが良いです。
場所をとってしまうのが難点ですが、トレーニングのバリエーションが格段に増えます。

特に大胸筋を鍛えたい場合は、ベンチは必須です。
ベンチがないと大胸筋のダンベル種目はほぼ行うことが出来ません。
行えなくはないのですが、ダンベルをしっかりと下まで下ろせないので、ダンベル種目を行うメリットがなくなってしまいます。
クッションなどを背中の下に敷いて高さを出すのも手ですが、クッションが傷むのでオススメはしません。
ダンベル種目以外だと、ディップスも有効な大胸筋のトレーニング種目ですが、初心者には負荷が強すぎて全く出来ないのが普通だと思います。

ディップス。大胸筋の下部に強い刺激が入るが、それなりの筋力が必要。

オススメのダンベルは、初心者は安いものでO.K.です。
見た目がキレイとか、オリンピックなどでも使われいるメーカーだとか、初心者が気にして高価なダンベルを購入する必要はありません。

↓は私も使用しているメーカーです。



安価ですのでたまに塗装が剥げていたりしますが、ダンベルそのものの性能に変わりがあるわけではないので、気にせず使用しています。

購入するべき重さですが、男性なら30kg×2(計60kg)のセットの一択です。
「最初は軽いものから…」と10kgのセットを購入しても、あっという間に重さが物足らなくなります。

女性は通常は10kg×2のセットで、力の強い方でも20kg×2のセットで充分かと思います。
2kgとか5kgの重さ固定(重さの変更が出来ないもの)の物も悪くないですが、筋力が上がるにつれてダンベルの数が増えてしまうので、重さを変更出来る物のほうが良いでしょう。

肩や腕を鍛えたい場合は、ダンベルではなくても、500mlのペットボトルでも最初は充分でしょうが、胸や脚など大きい筋肉を鍛えたい場合は全然足らないので、大きい筋肉を鍛えたいなら女性でもダンベルはあったほうが良いです。


ベンチは購入するなら、あまり安すぎないほうがいいかもしれません。
ダンベルは安かろうが高かろうが性能に大差はありませんが、ベンチの場合は耐荷重などに差があるので注意です。
本格的にトレーニングに励んでいきたい人、重いダンベルでトレーニング出来るようにしていきたい人は、あまりケチらずに購入すると後々吉と出ます。

↓はインクラインベンチといって、背もたれ部分が可変式で角度が変えられます。

アジャスタブルベンチ
背もたれを高くすると、大胸筋の上のほうに刺激が入りやすくなります。
ベンチプレス(ダンベル、バーベル問わず)ばかりやっていると、大胸筋の下のほうにばかり刺激が入るので、バランスの悪い不格好な胸になってしまいます
したがって、ある程度レベルが上がってきたら大胸筋の上部も鍛えたほうが良いでしょう。
特にタンクトップなどを着た時に見える胸の部分は、大胸筋の上のほうになるので、カッコいい体を目指すなら鍛えるのは必須になってきます。

背もたれの角度が変えられると、肩や腕の種目のバリエーションも増えるので、なるべくならインクラインベンチを購入したいところです。

アジャスタブルベンチ
ダンベルやベンチを購入すると、トレーニングのバリエーションが豊富になるので、筋肉への刺激も新鮮なものになり、なおかつ負荷が強くなるため、筋肥大が加速するでしょう。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

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