時間がないとは言わせない―HIITによる短時間で体脂肪燃焼

ダイエット・減量のために有酸素運動を取り入れようとしても、ガッツリ時間を確保できない…
そんな方は多いですよね。
有酸素運動はある程度の時間をこなさないと、消費カロリーを増やせませんから。
しかし、そんな方にオススメのトレーニングがあります。

HIITによる短時間で体脂肪燃焼―タバタトレーニング

それはHIIT(High Intensity Interval Training:高強度インターバルトレーニング、ヒート)といい、立命館大学の田畑氏が考案したタバタトレーニング(タバタプロトコル)が最もポピュラーです。
内容はというと、20秒間の高強度の運動と、10秒間の休憩もしくは低強度の運動を1セットとし、それを8セット行うというもの。
例えば全力でダッシュを20秒、そして10秒の軽いランニングを繰り返すという具合です。

これはオリンピック金メダリストの清水宏保氏をはじめ、数多くのトップアスリートが取り入れているものです。
心肺機能強化がメインのトレーニングですが、有酸素運動エネルギーにも無酸素運動エネルギーにも効果的なことが分かってきています。
つまり両方の要素があるということですね。

有酸素運動にはデメリットがあって、あまり長時間おこなってしまうと、体がエネルギーの枯渇に備えエネルギー消費を抑えようとしてしまいます
短時間だと消費カロリーは少ないですし、かといって長ければ良いわけでもないのです。
しかも筋トレのようにインターバルがないので、同じ箇所に絶えず負荷がかかり続けるため、足腰の筋肉を痛めたり疲労骨折をしたりと、けっこう怪我が多いのです。

そのデメリットを解消したのがHIITです。
かなり高強度のため、運動後しばらくは、体脂肪燃焼効果が働くようです。
しかも、種目はバリエーション豊富です。
ダッシュ以外にもエアロバイクは鉄板で、スクワットや腕立て伏せなどの筋トレを行うのもアリです。
YouTubeなどでメニューが色々アップされていますので、興味のある方は検索してみると良いでしょう。

HIITのデメリットは、とにかくキツいことです。
1~2セット目くらいまでは「けっこう余裕じゃね?」という感じですが、3~4目になるとかなりキツくなり、最終セットが終わる頃には倒れ込むほどです。

キツ過ぎる場合は、3~4セットくらいで終えてもいいと思います。
慣れてきたら、徐々にセット数を増やしていきましょう。
セット数が変わっても、常に全力で行うのが効果を得るためのポイントです。

今は便利な時代なので、タバタトレーニング用に「20秒測ってその次10秒測る」というアプリやウェブサイトもあります。
自身で時計やストップウォッチを見ながら行う必要はありません。

このHIIT、合う合わないはあると思います。
私の場合は、「キツくても短時間で済むなら…」と取り入れやすかったです。
しかし、人によってはウォーキングなどのほうが続けやすいという場合もあるでしょうから、続けやすいほうを選択すればいいと思います。

短時間で高い効果が期待できますので、是非一度チャレンジしてみてください。
試す価値は大いにあります。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

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