減量苦を軽減―チートデイを取り入れてみよう

ボディビルダーなどが減量する時、チートデイというものを取り入れています。
ダイエット時にうまく取り入れることで、停滞を起きづらくしたり、減量苦を軽減させることが出来ます。

ダイエット時にチートデイを取り入れてみよう

チート(cheat)とは日本語で「騙す、ごまかす」という意味です。
何を騙すかというと自分自身の体です。

どういうことかというと、食事制限中、一週間に一日程度、一食だけ自由に食べていい日を設けるのです。
これをチートデイと言います。

ずっと同じ食事制限をしていると、体が慣れてきて、飢餓に備えるために代謝(エネルギー消費)を落とします。
だからダイエットしていると、途中で停滞が起きるのです。
体つきを見る限り、まだ落とせる脂肪があるはずなのに、中々落ちなくなります。

そこでチートデイを設けます。
すると、体は「栄養が充分に来るなら代謝を落とす必要はない」と騙されるのです。
アンダーカロリーの食事を摂りながらも代謝を維持できるので、脂肪が落ちやすい状態をキープすることが出来ます

アンダーカロリーの食事制限だけでなく、糖質制限でも取り入れることは可能です。
どんな食事制限でも、たまに変化を与えてあげるほうが、停滞を招きづらくすることが出来ます

チートデイの効果は他にもあって、それはストレスが減ることです。
ダイエット中は、食べたい物が食べられないので、けっこうストレスが溜まります。
一週間に一日程度でも、自由に食べられる日があると、精神的にはかなり楽になります。
それと、食事制限をしていると、どうしても不足してしまう栄養素が出てきますので、筋トレなどによる疲労回復にも効果アリです。
身体的にも精神的にも良い影響があるので、モチベーションの維持に役立ちます

チートデイの取り入れ方ですが、一週間に一日がベーシックな取り入れ方です。
しかし初心者はダイエットの最初のうちは、一週間に一日ではなく、3~4日に一日でも問題ないと思います。
まずはダイエット・減量が挫折しないことを第一に考えていきます。
その後、体重の落ち具合などを見ながら、間隔を空けていくほうがやりやすいかと思います。
ボディビルダーなどは減量が進むと、チートデイを二週間に一日くらいまで間隔を空けていきますが、大会などに出るわけでもない初心者はそこまでする必要はありません。

ダイエット中はスタミナが落ちてしまいます。
そんな時に脚のトレーニングはしんどいので、私は脚のトレーニングの日にチートデイを取り入れることもありました。
こうすると、ダイエット中でも強度をあまり落とすことなく、筋トレを行うことが可能です。

一週間のトータルでアンダーカロリーに出来れば問題ないので、チートデイの日は食事を楽しむことを心がけてくださいね。
暴飲暴食はダメですが、なるべく楽しんだほうが効果を得やすいでしょう。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

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