これであなたも筋トレをしたくなる

たまにネットなどで見た記事などを鵜呑みにして「筋肉を1㌔増やしたところで、消費カロリーが13キロカロリー増えるだけだから意味ない」と、筋トレ不要論を唱える人がいます。

しかしこれは安静時の消費カロリーなので、あまり意味のない数字です。
筋トレをしてあとは安静にするなんて生活、ちょっと考えにくいですよね。
筋肉が大きくなって燃費が変わった状態で、日常生活にて筋肉が使われれば、もっと消費カロリーは大きくなるはずです。

それに筋トレをすると様々なホルモンが分泌されて、例えば成長ホルモンもその一つですが、成長ホルモンが分泌されると筋トレが終わってからも数時間(48時間という研究者もいます)は脂肪燃焼の作用が働くと言われています
つまり筋トレが終わってもしばらくは太りにくい(痩せやすい)状態が続くのです。
成長ホルモンには筋肉を修復する作用もありますが、筋肉だけに作用するわけではないので、肌や髪の毛なども綺麗になる可能性もあります。

また、筋トレをすると、血管は増え、内臓は大きくなって活発になり、骨は丈夫になります。
これらも消費カロリーが上がる要因です。

上記を踏まえると、筋肉を1㌔増やした場合の消費カロリー増大分は、13キロカロリーどころではありません。
ホルモンの作用もあるので、具体的な数値は難しいですが、筋肉の研究の権威である石井直方先生(東京大学教授)は「除脂肪体重が1㌔増えると基礎代謝が50キロカロリー程度は増す」とおっしゃっています。

「それでもたったの50キロカロリーか…」と思う人もいるかもしれませんが、一週間もすれば辛い有酸素運動なしでご飯1杯分のカロリー以上は楽に消費されます
ご飯1杯分のカロリーは、ウォーキングなら一時間ぐらいはしないといけないので、この差は大きいと思います。
とにかく体重を落としたい人は、筋トレに加えて食事制限も加えれば、減量はかなり加速するでしょう。

筋トレによって全身の血の巡りが良くなると、体のコリや冷えの改善にもなります。
特にデスクワークの人は、首や肩周りがコリ固まりやすく、下半身の血行不良が冷え性や浮腫みの原因になりますので、筋トレはメリットばかりです。

昔は「筋トレは体に良くない」と言われていましたが、沢山のメリットがあるのです。
筋トレをやりたくなってきませんか?

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

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