【筋トレ初心者】腕は鍛えなくていいのか

先日、脚や肩などのトレーニングメニューの記事を書きましたが、腕のトレーニングメニューは書きませんでした。
腕のトレーニングに対する私の考えを述べたいと思います。

【筋トレ初心者】腕は鍛えなくていいのか

腕の筋肉は、ほとんどの上半身のトレーニングで使用されます。
ゆえに、腕のトレーニングをしなくてもある程度は大きくなります。
腕の筋力が極端に弱い場合や、細すぎるのがコンプレックスな場合は鍛えても良いと思いますが、優先順位としては下のほうだと思います。
腕の筋肉は小さいので、骨格筋率を上げて代謝を上げようにも、効率が悪いです。

また、スポーツなどの競技を行う場合も、腕が太いことは不利になることが多いです。
野球にしろ格闘技にしろ、パワーを生み出すのは下半身なので、末端の筋肉(特に前腕の筋肉)が軽いほうが腕を素早く振ることが出来ます。
末端の筋肉が重いと、その重い筋肉を動かすために余計に大きな力が必要になってしまいます。
でんでん太鼓をイメージすると分かりやすいかもしれませんが、紐の先に付いた球が重ければ重いほど音を鳴らすのに大きな力が必要になってしまいますよね。
これはスポーツするうえでは非効率です。
だから競技者は特に、大きい筋肉から鍛えていくべきです。

でんでん太鼓

また、腕のトレーニングで関節を痛めてしまう人は多いです。
特に上腕三頭筋はパワーがあるので、初心者でもそれなりに重い物を扱えたりします。
フォームがアバウトな状態で高重量を扱うと、肘の怪我に繋がるので要注意です。
肘を痛めると、上半身のトレーニングは全くと言っていいほど出来なくなります。
ベンチプレスなどで肩を痛めても背中のトレーニングは出来たりしますが、肘の場合は無理です。

ダイエット目的の方やスポーツのパフォーマンス向上が目的の方は、無理に腕を鍛える必要はないと思います。
特に女性は「二の腕を引き締めたい」と言う方が多いですが、会ってまず腕に目が行ってしまう…というケースはほぼないと思います。
二の腕をピンポイントで引き締めるよりは、下半身から上半身の全体的なボディラインを整えたほうが圧倒的に美しく見えるはずです。

結論としては、腕は鍛えても良いですが、脚や肩など大きい筋肉を鍛えてないならそちらを優先するべきです。
スポーツをやっている方も、アームレスリングや砲丸投げなど一部の競技を除いてそこまでプラスにはなりません。
(もちろん、他の競技でも一定以上のレベルになると、腕の筋力差が勝敗を分けてくるようなケースも出てきますが)

まずは以前の記事を参考にして、大きい筋肉を鍛えていってくださいね。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

↓↓こちらも参考に是非ご覧ください↓↓
【筋トレ初心者向け】背中のトレーニングメニューの組み方
【筋トレ初心者向け】脚(下半身)のトレーニングのメニューの組み方
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