分割法というのは、一回のトレーニングで全身を鍛えるのではなく、鍛えたい部位を何回かに分けて、日ごとに鍛える部位を変えるというものです。
例えば脚、胸、背中、肩、腕の５箇所を鍛えたいとしたら、1日１箇所ずつ5日間かけてこの５箇所を鍛えていきます。
腕や腹筋は体力的な負担が少ないので、他の部位を鍛える時に一緒に鍛える人も多いです。
※他にも色んな分け方がありますが、今回はその説明は省略します。
【筋トレ初心者】分割法は取り入れるべきか？
この分割法ですが、ボディビルダーのほとんどの人が採用しているかと思います。
では、初心者も取り入れるべきかというと、取り入れなくて良いでしょう。
なぜボディビルダーが分割法を取り入れているかというと、一部位に対して数種目十数セット（もしくはそれ以上）を行うので、一日で全身を行うとなるとトレーニング時間がとても長くなってしまいますし、体力的にも負担が大きいからです。
初心者は一部位にそんなに時間をかける必要はないので、わざわざ分割しなくて良いでしょう。
それにボディビルダーはトレーニングの質も高く、対象の筋肉をしっかりと追い込む技術や知識、経験があります。
だから筋肉の回復に数日かかります。
筋肉を追い込む技術が未熟な初心者が分割法を取り入れても、単に一週間当たりの刺激量が少なくなるだけです。
例えば脚をトレーニングしても、一週間にだいたい一部位しか鍛えられないので、次の脚のトレーニングの日まで間隔が空きすぎてしまうのです。
初心者は一部位に対して一週間に2～3回刺激を与えたいので、分割法を取り入れてもデメリットのほうが大きくなってしまいます。
初心者は、分けるとしたら上半身の日と下半身の日に分けるくらいで大丈夫です。
下半身のトレーニングは初心者でも、それなりに体力的にも精神的にも負担がかかるからです。
初心者のうちは、一部位に対して一日で沢山の刺激を与えるより、刺激を与える日数を増やすことを意識していきましょう。
今日も筋トレライフを楽しみましょう。
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