「さぁ筋トレ始めてみよう」となって、体のどこの部位から鍛えたほうが良いのでしょうか?
色々な意見があると思いますが、私としては「鍛えたい部位から鍛える」のが良いと思います。
理由は、単にモチベーションの維持がしやすいからです。
例えば、肩周りを鍛えたい人が「人からスクワットを勧められた」と言って、スクワットばかりをやっても、当然、肩周りの筋肉はつきませんので、たとえ脚の筋肉がついても筋トレへの興味が薄れてしまいやすいものです。
やはり大きくしたい筋肉が発達していくことが、喜びや楽しさを感じやすいことですので、モチベーションの維持には有効です。
筋トレが習慣化したら、少しずつ鍛える部位を増やしていけば良いのです。
では、特定の鍛えたい部位がない場合はどこから鍛えるべきか?
これは、個人的には「脚」の一択です。
下半身の筋肉は、上半身よりもずっと大きく、下半身と上半身の筋肉の体積の割合はおよそ7:3です。
筋肉で体重を増やしたい人も、ダイエット目的の人も、これだけの大きい筋肉を鍛えない手はありません。
やるべき種目は、やはりスクワット。
キングオブエクササイズとも言われるほどの種目で、「どれか一つの種目を選ばないといけないとしたらスクワット」というトレーニーも多いです。
年齢とともに衰えていきやすい脚や股関節周りの筋肉を鍛えてあげることで、立ったり座ったりという動作や、階段の上り下りが楽に出来るようになります。
ただ、スクワットはキツい。
動作に沢山の筋肉が動員されますので、筋肉の負荷以外にも、心肺機能への負担も大きく、肉体的にも精神的にもキツい種目です。
だから避けられてしまいがちな種目ですが、メリットは大きく、やる価値は大いにある種目です。
是非、避けずに挑戦していってほしいです。
今日も筋トレライフを楽しみましょう。