今回は食事についてですが、ひょっとすると初心者の方にはけっこう軽視されていることかもしれません。
しかし食事というものは、「食事もトレーニングのうち」とか「トレーニングより食事が大事」とか言う人がいるくらい、非常に重要な要素です。
｢トレーニングをしたら○日休まなければならない｣とか｢△回をギリギリ上げられる重さでやるべき｣などの知識がある人でも、食事には無頓着な人が多いように思えます。
それこそ、過去の私のように｢トレーニング後にプロテインを飲んでおけばO.K.｣みたいな方が多いですね。
しかしそれだと、体が必要としているタンパク質量より圧倒的に少なくなってしまいます。
筋肉以外でも体のあらゆる箇所でタンパク質は必要とされているので、一日を通してある程度タンパク質で体を満たしておかないと、筋肉が分解されてタンパク質が様々な用途に使われてしまいます。
具体的には、一日に体重の1000分の1×1.5㌘～2㌘くらいは摂取したいところです。
つまり体重70㌔の人だと105㌘～140㌘と、けっこう多いですね。
ですので、三食の食事に何かしらのタンパク質（肉や魚や卵など）を加えつつ、間食やトレーニング後にプロテインを利用していくのがオススメです。
それと、プロテインに頼りきるよりは、可能な限り食事からタンパク質を摂取したいです。
筋肉には筋肉をつけるための栄養素が全て含まれていますから、筋肉をつけるには（動物の）筋肉を食べるのが理想的です。
筋トレをすると沢山のビタミンやミネラルも必要とされるので、栄養価の高い野菜や果物も摂取したいところです。
｢筋トレを始めたら風邪をひきやすくなった｣という方がいますが、そういう人は体が必要としているだけの栄養素が摂取できていない、もしくはトレーニング過多なのだと思います。
｢筋トレは体に悪いんだ～｣ではなく、食事内容やトレーニング量を見直しましょう。
以上を踏まえると、プロテインを飲んだとしても、それなりの食事量になります。
食が細い人にはキツいかもしれませんが、カロリー消費の高い筋肉をつけるということは、体にとっては大変なことなのです。
今日も筋トレライフを楽しみましょう。
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