筋トレ初心者が絶対に押さえておくべき知識―休養編

今回は「絶対に押さえておくべき知識」についてお話しようと思います。

前回「つべこべ言わずに、やれ」と言っておいて何ですが、やはりトレーニングするうえで押さえておかなければならない知識というものはあります。

それは「トレーニング、食事、休養」についてです。
筋トレをするうえでこの3つのバランスが非常に大事です。
よく「筋力をつけるには○○法がオススメ」とか「△△法でしっかり筋肉を追い込もう」とかサイトなどで言われていますが、この本質の部分を理解しておかないと、色んなテクニックを使ったところで筋肉は中々つきません。
「筋肉がつかないなぁ」と思ったら、この中のどれかが疎かになっていないか見直す必要があります。

一つ一つ細かく説明するととても長くなるので、今回は概要だけ説明します。

まずは休養に関してですが、「トレーニングを頑張るだけじゃなくて休んで回復させることも大切ですよ」ということです。
休む時間をしっかりとらないと、オーバートレーニングといって、やる気が落ちたり、食欲や性欲減退、慢性的な疲労感に見舞われたりと、日常生活にも支障をきたすようになります。

真面目な頑張り屋さんに多いのですが、筋肉がつかないからと言って毎日休まずハードなトレーニングをしているとオーバートレーニングになってしまいます。
若い方は回復力が高いのでそれほど気にする必要はないと思いますが、30代以降で筋トレを始めた方は、仕事にも支障が出るので気をつけたいところです。

トップレベルのアスリートなどは毎日ハードなトレーニングを行っていますが、初心者は真似をしないほうがよいでしょう。
トレーニングは計算されていますし、栄養摂取やケアも徹底していますし、何より経験が違います。
経験を積むと「このまま続けたら明日以降に響きそうだな」とか「○○を痛めそうだな」とか分かるようになってきます。
初心者のうちは、とにかく安全に健康に続けられることが第一です。

しかし、具体的にどれくらいの休養が必要かとなると、最適解を見つけるのは難しいのです。
筋トレをした翌日以降も疲れが抜けていない場合、休養が足りないのか、トレーニングの量が多すぎる(時間が長すぎる)のか、回復に必要な栄養が足りてないのかを見分けるのは非常に難しい。
筋トレを続けていくとトレーニングのレベルも上がっていくので、なおさらです。
したがって、初心者のうちは「疲れが抜けないうちはやらない」という感じでいいと思います。

中2日か3日を空けてトレーニング出来たら理想ですが、それ以上空けても疲れが抜けないなら、トレーニングか栄養摂取を見直す必要がありそうです。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です