筋トレ継続のコツ②―大きな変化は避けよう

今回は前回に引き続き、筋トレ継続のコツについてお話しようと思います。
脳や体の特性についてのお話になります。

筋トレ継続のコツ②―大きな変化は避けよう

 

筋トレを始めるうえで、最初から完璧にこなそうとする人がいます。
「今日は筋トレの日だから、まずスクワットやって腕立て伏せやって、次に懸垂やって腹筋やって、それが終わったら有酸素運動をやって…」など、てんこ盛りの内容にしてしまうのです。

これはよほど意志が強くないと継続できません。
なぜなら、脳は大きな変化を嫌うからです。
最初は小さな変化を与えて、慣れてきたら徐々に変化を大きくしていくほうが良いでしょう。
例えば、最初はスクワットのみを行い、ある程度慣れてきたらスクワットに加え、腕立て伏せや懸垂などで他の部位にも刺激を与えていくようにするのです。
まずは時間的にも身体的にも負担の少ないことから、徐々に習慣化していくのが賢いやり方です。

脳は省エネが大好きです。
習慣化すると判断力も決断力もいらなくなるので、脳の負担が減ります。
だから、脳としてはなるべく多くのことを習慣化して、どんどん負担を減らしたい。
ゆえに人生の大半は習慣で出来ているのです。

人は良くも悪くも、慣れていく生き物です。
最初は辛いと思ったことでも、だんだんと慣れてあまり辛くなくなってきます。
あまり辛すぎると、慣れる前に挫折してしまうので、少しだけ辛いことにチャレンジしていきます。
逆に楽しいことも、だんだんと慣れて飽きてきます。
辛いことも楽しいことも、小さな変化を与えていくのが継続のコツなわけです。

是非、大きな変化を与えることよりも、小さな変化を与え続けることを意識して、習慣化するように心がけてくださいね。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

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筋トレ継続のコツ①―時間の使い方を見直そう

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