有酸素運動は筋トレ前か後か

よくジムに行くと、トレーニング前に有酸素運動で体を温めてから筋トレするように勧められます。
しかし、有酸素運動はトレーニングの後だと主張する方もいます。
どちらが良いでしょうか?

有酸素運動は筋トレ前か後か

私の意見としては、有酸素運動は圧倒的に筋トレ後がオススメです。

トレーニング前に有酸素運動をすることのメリットは、体を温められるので、特に冬などはパフォーマンスの低下の予防に良いでしょう。
しかし体を温めるのが目的なら、ダラダラ動くだけでも充分で、真面目に頑張って有酸素運動をして体力を消耗する必要はありません。

私の場合は、関節を少し動かした後、軽めの重量でウォーミングアップをし、フォームの確認をしながら体を温めていきます。
そして徐々に重さを上げていって本番セットを行います。
柔軟は行いませんが、怪我をしたことはありません。

有酸素運動を先に行うデメリットは、筋トレの強度が下がってしまうことです。
有酸素運動で体力を消耗した状態だと、体力が万全の状態の時に比べて当然パフォーマンスは落ちてしまいます。
パフォーマンスが落ちた状態での筋トレは、筋肥大の効果も落ちてしまうので、効率がとても悪いです。

それに体力が消耗した状態だと、思わぬ怪我を引き起こしかねません。
いつも扱っているような重量でも、体力の消耗により思ったように下半身に力が入らずバーベル落下…となったら危険です。

それに筋トレ後は成長ホルモンなど、脂肪燃焼に作用するホルモンが分泌されています。
この脂肪燃焼作用は筋トレ終了後もしばらく続くので、どうせならこの作用が続いているうちに有酸素運動をしたほうが、効率的に体脂肪を落とせます。
しかも先に有酸素運動をしてしまうと、どんなに筋トレを頑張っても成長ホルモンが分泌されなくなってしまうのです。
成長ホルモンが分泌されないとなると、脂肪燃焼作用だけでなく、筋肉の修復にも悪影響です。
だから筋トレ前の有酸素運動は勿体ないです。

ダイエット目的&太りにくい体を作るなら、有酸素運動は圧倒的に筋トレ後がオススメです。

今日も筋トレライフを楽しみましょう。

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